団体紹介

ご挨拶

2020年1月より彦根市剣道連盟の会長をおうせつかりました。
微力ではございますが新たな決意をもって精励する所存でございますので何卒、これまで以上にご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

私の知っている範囲で細川俊二、石田承玉、清水哲雄の歴代の会長は、いずれも教育関係者で、剣道に対して熱い信念をお持ちの先生方でした。

戦前の剣道、戦後の剣道の禁止時期から復活期を体験されており、剣道の理念である剣の理法の修錬による人間形成の道を実践され、それで得た様々な事柄を後輩の我々に伝授して下さいました。

私もこの薫陶を受けながら稽古を続けて5 7年を迎えております。

永らく続けられたのは、ご教授賜った多くの先生方や、剣友、後輩に恵まれたことと深く感謝を申し上げます。

この原稿を書いている時は、新型コロナウイルス禍の只中で、感染予防の措置が取られ不自由な生活と、剣道の稽古自粛も初めて経験し、普段通りに活動できることが、いかにありがたいことか実感をしました。

この機会に剣道に関する書物を読み、剣道は日本の伝統文化であることを再確認しました。

この中で全日本剣道連盟発刊の「剣道学科審査の問題例と回答例」があり、剣道を学ぶ意義や技術の要諦がわかりやすく紹介されています。

極意を文章にしたらこのようになるのでしよう。

後は百錬自得、修錬を積み重ね体に覚えこませることです。

そしてそれを後輩に繋げていきたいと思っています。

ただ、注意点として、自分の強い思い込みを押し付けることは避けなければなりません。
天台宗の荒了寛師は「子どもには親が望むような才能はなくても親がわからないような才能があるものです」と述べられています。

指導する際、親を指導者と置き換え、この言葉も念頭に置きながら、厳しくも温かい指導を目指していただきたいと思います。

彦根市剣道連盟会長 西田一夫


役員

団体名 彦根市剣道連盟
会 長 西田 一夫
副会長 杉原 祥浩
林出 治男
森  義和
矢田 修二
相談役 大野 紘一郎 
前川 年行
理事長 杉浦 知康
副理事長 竹中 大芳
澤村 治
事務局長 久米 康之
会計 馬場 元次